【実録】350万円で落札した家が蘇るまで

三井ホーム23年のプロが、八街の廃墟同然の家に魂を吹き込んだ1年半の全記録。

三井ホーム23年のプロによる、八街・廃墟再生の全記録。
三井ホーム23年の軌跡

【番外編】10年越しの約束。預けられた「契約金」と、地主家庭の静かな葛藤

ハウスメーカーの営業において、契約から着工までの期間は通常、数ヶ月から長くても1年程度です。しかし私のキャリアには、「契約から10年後に着工した」という、業界の常識を覆す物語が3つもありました。通常、計画が止まればお客様は「解約」を選びます...
三井ホーム23年の軌跡

【最終回】伏線回収の時。32年の「遠回り」が、今の私を支えている

今、私は南柏の事務所で、独立3年目の自社の収支をまとめています。 おかげさまで業績は順調に伸び、これから東京進出という新たなステージに挑もうとしています。ふと振り返れば、私が独立を本気で志したのは、13年前。子会社へ出向し、組織の歪みに翻弄...
三井ホーム23年の軌跡

【番外編】1億円の豪邸と、消えた「主(あるじ)」

春日部の名士であるそのお客様との出会いは、私の営業人生で最も忘れられない、そして最も多くの教訓を得た経験となりました。100坪、1億円。三井ホームが誇る天才設計士を投入し、ミリ単位の打ち合わせを重ねたプロジェクト。しかし、その家が形になって...
三井ホーム23年の軌跡

【実例編】12社からの選別。100坪の豪邸と、天才設計士のプライド

春日部。その街には、代々の地主とは一線を画す、自らの代で巨万の富を築き上げた「名士」がいました。 おじい様が工事用の一輪車(ネコ)の製造で大成功を収め、広大な土地を所有する三代目。その方から届いた「資料請求」が、私の運命を大きく変えることに...
三井ホーム23年の軌跡

【実例編】正解は、私ではなく「お客様」の中にある

三井ホームが売りにくい街、越谷・春日部エリア。 ここで私が担当したあるお客様のことは、今でも鮮明に覚えています。春日部の中心地で新聞販売店と農家を営む、地元でも名の知れた地主さんの跡取り息子。40代半ば、独身。都心の丸ビルで管理職を務める、...
八街再生ストーリー

【第30話:最終回】さらば八街。1年半の死闘が教えてくれた「再生」の真実

八街・廃墟再生ストーリー完結!350万円の家が765万円で売れた理由と、最後に突きつけられた隣人の「沈黙」。税金108万円の失敗を糧に、なぜ私は不動産屋になったのか?築古物件の「本当の価値」を見抜くプロの決意と、空き家に悩む方へのメッセージ。
八街再生ストーリー

【第29話】税金の罠。1年半の汗と涙を飲み込む「108万円」の衝撃

DIYリフォームで利益200万のはずが、税金108万円の請求!?350万円の競売物件を短期売却して知った「短期譲渡所得」の恐怖。捨ててしまった領収書の代償と、奇跡的に見つかった「井戸代50万円」の領収書で挑む税金奪還作戦!
八街再生ストーリー

【第28話】中国から来た救世主。言葉の壁を越えた「不動産の妙」

790万円の家に買い付け!現れたのは礼儀正しい中国人。成田空港への近さ、IKEAの照明、そして「最強のウォシュレット」。プロが欠点だと思っていた「暑さ」や「変形駐車場」が、買い主のニーズと合致した瞬間の奇跡。不動産の奥深さを知る売却編・第28話。
八街再生ストーリー

第5部、売却、そして旅立ち(27話~30話) 【第27話】広告開始。問い合わせゼロの恐怖と、下駄箱に残された「現実」 

廃墟再生、ついに最終章!350万円の家を790万円で売り出すも、鳴らない電話。54歳のプロが直面した「問い合わせゼロ」の恐怖と、下駄箱に残されたライバル物件の図面。DIY素人工事 vs プロのフルリフォーム、勝機はあるのか?売却編、波乱のスタート!
八街再生ストーリー

【第26話】エアコン設置の怪。あわや爆発!?素人DIYの限界点と1年半の完結

八街の家を再生し始めて驚いたのは、その過酷な気候でした。 内陸的な気候のせいか、夏は文字通り「酷暑」。そして冬は、パナホームの家でありながら外気温と変わらないほど冷え込みます。家の中で吐く息が白く、寝る時は顔が冷たすぎて布団を頭から被らない...